KABAace(カバエース)はスウェーデンのKABAグループが開発した高防犯ディンプルキーシリンダーで、日本国内でも多くの住宅で採用されています。その防犯性の仕組みと特徴を詳しく解説します。KABAaceの最大の特徴はディンプルキーの採用です。通常の凸凹型(ピン式)シリンダーとは異なり、鍵の表裏・上下に複数の小さなくぼみ(ディンプル)が配置された複雑な構造を持ちます。この複雑さがピッキングツールによる不正解錠を極めて困難にしています。一般的なピンシリンダーがピッキングされるまでの時間が数分程度であるのに対し、KABAaceは同じ手法では数時間〜数日かかるとも言われており、事実上のピッキング不可能と評価されています。また鍵違い数が非常に多く、他人の鍵が偶発的に合う確率が極めて低いことも重要な特徴です。合鍵の作製は正規の登録業者でのみ行えるため、無断複製防止にも効果的です。MIWA・GOAL等の日本の主要錠前との互換性を持った製品ラインナップがあり、シリンダーのみの交換でグレードアップが可能です。価格帯は5,000〜20,000円程度と幅広く、防犯レベルに応じた選択ができます。CP認定(防犯性能の高い建物部品)を取得しているモデルもあります。