鍵交換でセキュリティ強化
玄関の鍵や勝手口の鍵は、マイホームを建てて以来、交換したことがないというご家庭も少なくありません。
扉や鍵は頻繁に壊れるものではなく、耐久性も高いので、特に気にせずそのままにしている方も多いことでしょう。
耐久性が高いのはいいことですが、1つ問題があるのはその性能や機能性です。
築年数が古い住宅ほど、昔のタイプの鍵、シリンダーが使われており、時代に沿った防犯対策としては不十分なケースがあります。
そこで、最新のタイプへと鍵交換を行うことでマイホームを守り、人命や財産を守るためのセキュリティ強化ができるメリットがあります。
ピッキングに備えよう
空き巣はうっかり鍵を閉め忘れたドアや、窓ガラスを小さく割って鍵を開けて入ってくるほか、玄関のドアを堂々と開けて侵入することもあります。
その手口として有名なのがピッキングで、鍵穴に専用の工具を差し入れて、鍵を回して開けてしまいます。
およそ数秒から数十秒で開けられるとも言われており、古いタイプのピンシリンダーなど単純な構造のものはピッキングによる解錠のリスクが高いのです。
そこで、ディンプルキーなどの複雑な構造のものなど、横行したピッキングの手口から守るために開発されたピッキング対策が施されたタイプへ鍵交換をするのがおすすめです。
鍵のかけ忘れや管理が気になるなら
鍵をうっかりかけ忘れて出かけてしまうことが多い、鍵を無くした経験があり、その時のことがトラウマになっているという方、家族や職場の人など利用する人数分の合い鍵を作製するコストが気になるというケースでも、鍵交換でメリットが得られます。
たとえば、自動施錠機能がついた暗証番号入力方式の電気錠や機械式の錠に鍵交換を行うことで、鍵を持たずに暗証番号で開けることができるようになり、ドアを閉めると自動的に施錠もされるので鍵のかけ忘れからも解放されるメリットがあります。
暗証番号を共有すれば合い鍵を作製する手間もコストもかかりません。
暗証番号の記憶と管理だけ気をつければ大丈夫です。